太ったよまじで…

腹の出が…にしてももうやだな…人生が





夢想世界 第五話 「アッシュの能力」

アッシュは何週間たっても自分の能力がわからなったので、いい加減少しイライラしていた。
仲間のみんなも、いい加減少し心配していた。
アッシュ「あーもう!!いつになったら俺の能力がわかるんだぁーーー!!!」
つい、アッシュは壁を殴ってしまった。
コンポート「…バカな…!?!?」
アッシュの殴った壁は、レンガの壁だった。なのに、壁には穴があいてしまっていた。
マカラ「お…おいおい、本気で殴るなよ〜!!」
ミカラ「そうだぞ…何をやっているんだ…」
アッシュ「い、いや…本気で殴ったつもりはないんだけど…」
マカラ コンポート「は!?!?!?」

コンポート「なんでも破壊する という力では…?」
アッシュ「えー!?俺そんな能力嫌だよ〜…」
コンポート「こればっかりはしょうがないだろう…」
アッシュ「はぁーーー…」
アッシュは少しガッカリしてしまった。

グリーン「なんでも破壊する能力?」
コンポート「はい。」
グリーン「うーん…まぁないとは言い切れないなぁ…」
アッシュ「ですよねぇ…」
グリーン「一回、実験をしてみよう。」
グリーン「このすごい重くてでかい岩にかかと落とししてみてください。」
アッシュ「ふんっ」
アッシュは高くジャンプした。思いっきりかかと落としした。
岩は簡単に割れてしまった。
グリーン「これは…」
コンポート「やっぱりそうっぽいな。」
アッシュ「あああああああ…」

アッシュ「コンポートとか、マカラとかはいいよなあ…」
コンポート マカラ「なんでだ?」
アッシュ「なんか俺とは違ってカッコよくね?」
コンポート「そんなことはないと思うぞ。」
マカラ「うん。アッシュは逆に珍しくて羨ましいよ。」
アッシュ「そうかなぁ…」

アッシュは家でずっと能力のことを考えていた。
アッシュ「…はぁ」
ため息を何回も付いていた。
アッシュ「…なんでこんな役に立たなそうな能力なんだろう…」
アッシュはそのことで何回もため息をついた。

グリーン「今日は虫退治に行ってもらいます。」
アッシュ「は!?虫退治!?」
コンポート「悪魔退治のことみたいな感じだ。この世界にはよく悪霊が入ってこようとするから、時々こうやって退治しにいくんだ。まぁ強さは虫くらいだが…」
アッシュ「だから虫退治って言ってんのか…」

夢想世界の門のところにいった。すると黒い靄のようなものがあった。
コンポート「これが悪霊だ。こうやれば簡単に退治完了だ。」
コンポートは黒い靄を手でわし掴み、そのままつぶした。
アッシュ「なんか残酷だな…」
アッシュはそう言うと、黒い靄をまとめていくつか手に持った。
コンポート「おいおい、持ちすぎ…」
そういった時にはもうアッシュは黒い靄をつぶしていた。
アッシュ「え?」
コンポート「い、いや、なんでもない。」(こいつ便利だ…)

アッシュ「あ〜やっと終わった!!意外と長かったな!」
コンポート「いや…おまえが来る前はあと三十分はかかっていたよ…」
アッシュ「え、まじでか」
ミカラ「アッシュ」
アッシュ「うん?」
ミカラ「今日はおまえのおかげで早く終わった。礼を言う。」
アッシュ「お、おう。」
マカラ「おいおい、ミカラが礼を言うなんてかなりめずらしいぜ?お前それだけやくにたったっつーことだな!!」
アッシュ「あ…まじで?」
アッシュは喜びを隠せなかったらしく、顔から笑みがこぼれていた。




はい、おわります。